オーナーズブックに実際に投資してみました。
2022年10月に始めたばかりなので投資額20万だけですが、1度目の分配金はしっかり入ってきています。
オーナーズブックは3か月ごとに分配金が入ってくる予定になっています。
投資を実行すればマイページから分配予定表が見れます。
\1万円から投資が出来る/
オーナーズブックで投資する前に、必ずメリットやデメリット、リスクについても確認しておきましょう。
オーナーズブックのメリット
オーナーズブックで投資するメリットを見ていきましょう。
元本割れは1度も無し
2023年2月現在、オーナーズブックでは元本割れを一度も起こしていません。
現在、253件の投資案件中、元本割れを1度も起こしていないのは安心材料です。ただし、返済遅延が1度だけ起きています。(デメリットなので下記で掲載します。)
2023年2月調べ
親会社が上場企業である
オーナーズブックを運営する親会社は、ロードスターキャピタルという上場企業です。
上場企業は、決算情報を開示する義務があるので、現在の財務状況が分かるというのがメリットです。
公開されている決算資料を見てみると、
2022年の通期業績
2022年の連結売上高と連結税前利益
決算書類から順調に売り上げも利益も伸びていることが分かりますね。
株の配当金も年々増配傾向
5期連続で増配できているのは安心材料ですね。企業が増配を出来る理由は、業績が安定し、利益を出せているからです。
また、2023年も1株当たり52.5円と6期連続増配の予想となっています。
画像引用元:ロードスターキャピタル決算関連資料
特にロードスターキャピタルが上場している東証プライム市場は、株式市場の中で最も厳しい上場条件が設けられています。
※東証プライム市場とは旧東証一部上場企業を指します。
プライム市場に上場しているその他の企業
- 日本郵政
- トヨタ自動車
- イオン
- 三菱自動車
- ソニーグループなどなど
見るからに日本を代表する大企業ばかりですね。
非上場企業にもメリットはありますが、上場企業だと決算書で儲かっているのか損しているのかが分かるのは投資家にとって重要な事ですね。
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株主優待制度がある
メリットとしては少し弱いですが、株主優待制度として、一般よりも優先的に投資できる枠が設けられます。
条件としては、オーナーズブックの親会社であるロードスターキャピタル社の株を1000株以上6か月間保有する必要があります。
全ての案件に優待枠が設けられている訳ではありません。プロジェクトに株主優待のアイコンが付いている場合のみになります。
抽選式より先着式が多い
オーナーズブックは想定利回りの高低に関係なく、先着式が多いのはメリットです。
抽選式だと、抽選結果が分かるまで資金が拘束されますが、先着式なら手続き完了時点で投資が出来るようになります。
条件の良い投資案件はクリック合戦になるので、募集開始時刻の5分前にはスタンバイしておきましょう。
担保物件のリスク分析が分かる
投資案件ごとにオーナーズブックが独自で評価した担保物件のリスク分析が分かるようになっています。
担保物件の立地条件や会社の信用度が分かり、赤い部分はリスクが大きいという事になります。
案件名をクリック後、ページ中段の担保内容欄に記載されています。
オーナーズブックをやってみて分かったデメリットやリスク
オーナーズブックにはデメリットがあるのでその点も見ていきましょう。
入金手数料が有料
個人的にオーナーズブックで一番デメリットだと思った点が、入出金の手数料が有料な点です。
- 口座への入金は各銀行の手数料
- 口座への出金は1回につき330円
入金手数料は仕方ありませんが、出金1回につき330円は簡単には引き出せない金額ですね。
返済遅延が1度起きている
オーナーズブックの投資案件では、返済遅延が1度起きており、2023年2月時点でも全額の返還は行われておりません。
案件名は、大阪市中央区ホテル素地第一号で募集金額は7億5,000万円です。
新型コロナ前の投資案件でしたが、コロナの影響を受けて返済が遅れ、現在では担保物件も売れない状況のようです。
元本保証なし
オーナーズブックは投資である以上、元本割れするリスクがあります。
主に元本割れするケースとしては、
- 借入人の経営悪化や倒産
- 担保物件の価格下落
- オーナーズブック自体の倒産などなど
オーナーズブックの貸付型は全案件で不動産の担保付のため、元本割れリスクの低減になっています。
運用期間が長い案件が多い
運用期間は、1年半~2年の案件が多く、次いで2年半ほどの案件が多くなっています。
運用期間が長いのはデメリットかどうかは人それぞれですが、短期で利回りを得て早く償還日を迎え安心したい人にはオーナーズブックは不向きです。
利回りは平均的
オーナーズブックの利回りは低いという口コミや評判もありますが、実際には4%~5%前後の案件が多いので平均的な利回りです。
途中解約はできない
オーナーズブックは満期を迎えるまで途中解約は出来ません。
お金が必要になったので返しては聞いてくれませんので、余裕資金だけで投資をするようにしましょう。
優先劣後構造ではない
オーナーズブックは不動産クラウドファンディングのように優先劣後形式はありません。
一般的に、貸付型ソーシャルレンディングでは優先劣後形式を取る事はありません。
オーナーズブックの貸付型は匿名出資組合という形態のため元本以上の負債を負う事はありません。
仮に、任意組合型だと投資金額以上に負債を負うリスクがあります。
オーナーズブックの口コミや評判
オーナーズブックを実際に利用している方たちの口コミをまとめてみました。
- 人気があり、申し込めない。
- コツコツと配当金が入ってきます。
- 上場企業だから他企業より安心などなど
やったー‼️
今回も18:00開始で18:00完売#オーナーズブック#ownersbook https://t.co/sC8zhph8yu pic.twitter.com/xZxBglptbH
— 節約せつ子( ⊃👛⊂ )ギュ♥ (@setuk_o) August 24, 2022
オーナーズブックに2日連続で秒殺されちゃって、全然投資出来ないんだけど‼️😤#OwnersBook#オーナーズブック
— くろいひつじ (@kuroihitsuzi) March 25, 2022
オーナーズブック から配当金がきた。
コツコツと!#ソーシャルレンディング#オーナーズブック #OwnersBook— ふま@雑記ブログ46ヶ月目 (@Fuma_investment) April 12, 2019
OwnersBookの過去記事をリニューアルしました。もう投資を始めて2年以上が経過していました。
☑️投資額はあまり多くないけど安定して運用できています!税区分が雑所得じゃなければ最高なんだけどね。#OwnersBook#オーナーズブック
上場企業だから他企業よりは安心?https://t.co/58l5uuOxIi
— IPOキム@クラウドファンディング好き (@IPOkimu) November 1, 2019
特に目立った口コミは、人気があるので中々投資できない、または抽選式だと当選できない等が多かったです。
オーナーズブックの口座開設方法と投資方法
オーナーズブックの口座開設方法や投資方法は至って簡単です。
口座開設方法
- 公式サイトの無料会員登録からメールアドレスを登録
- 届いたメールアドレスの認証用URLをクリック
- 氏名・生年月日・電話番号等を入力
- 本人確認書類をアップロード(スマホやデジカメが無い場合は、FAXや郵送での送付も可能です。)
ここまでで投資家登録は完了です。ご自宅に本人確認のハガキが届きますので受取署名を必ず行ってください。
投資方法
投資方法は、まず入金から始める必要があります。
- 公式サイトログイン後右上のアイコンをクリックし入金するを選択
- 入金するをクリックするとお客様専用の投資口座が表示されるのでその口座に投資する金額を振り込む
- 案件一覧から投資したい案件を選び応募で完了
最初は戸惑うかもしれませんが、経験だと思ってとりあえず始めてみましょう。
オーナーズブックまとめ
オーナーズブックの特徴をまとめますと、
- 親会社が上場企業なので財務状況が分かる
- 1万円から投資が可能だけど、入出金に手数料がかかる
- 貸付型は担保物件付きなのでリスクの低減につながっている
- 分配金は3か月に1度に入る(確定ではありません。)
投資は分散することが重要なので、貸付型ソーシャルレンディングに興味のある方はいつでも投資できるように口座開設だけはしておきましょう。
\早速、口座開設してみる/