FUNDROP(ファンドロップ)はどうなのか実際に投資してみました。
ファンドロップで現在40万円運用中です。
\1万円から投資が出来る/
ファンドロップに投資してみて分かった口コミや、メリット・デメリットをぜひ参考にして下さい。
FUNDROP(ファンドロップ)のメリット
まずはファンドロップのメリットを見ていきましょう。
元本割れや分配金の遅延が現状無し
ファンドロップでは2023年3月時点で元本割れや配当遅延は起こっていません。
ファンド名 | 地域 | 期待利回り | 運用期間 | 募集開始日 | 状態 |
---|---|---|---|---|---|
ODF 1号 | 山梨 | 12.0% | 3ヶ月 | 2020年11月1日 | 運用終了 |
ODF 2号 | 東京 | 8.0% | 6ヶ月 | 2021年2月8日 | 運用終了 |
FUNDROP 1号「神奈川県横浜市」賃料保証×買取保証付き | 神奈川 | 7.0% | 6ヶ月 | 2021年8月2日 | 運用終了 |
FUNDROP 2号「東京都板橋区」賃料保証×劣後60% | 東京 | 6.0% | 6ヶ月 | 2021年9月13日 | 運用終了 |
FUNDROP 3号「山梨県甲府市」賃料保証×年利8% | 山梨 | 8.0% | 6ヶ月 | 2021年10月26日 | 運用終了 |
FUNDROP 4号「東京都北区」賃料保証×インカム | 東京 | 5.0% | 12ヶ月 | 2021年11月16日 | 運用終了 |
FUNDROP 5号「東京都八王子市」賃料保証×年利8% | 東京 | 8.0% | 3ヶ月 | 2022年1月18日 | 運用終了 |
FUNDROP 6号「東京都中野区」賃料保証×インカム | 東京 | 5.5% | 12ヶ月 | 2022年3月3日 | 運用中 |
FUNDROP 7号「横浜市旭区」賃料保証×再組成 | 神奈川 | 6.0% | 6ヶ月 | 2022年4月13日 | 運用終了 |
FUNDROP 8号「東京都練馬区」賃料保証×インカム | 東京 | 5.5% | 12ヶ月 | 2022年5月31日 | 運用中 |
FUNDROP 9号「東京都八王子市」賃料保証×再組成 | 東京 | 6.0% | 12ヶ月 | 2022年7月8日 | 運用中 |
FUNDROP 10号「愛知県犬山市」賃料保証×インカム | 愛知 | 5.0% | 12ヶ月 | 2022年9月21日 | 運用中 |
FUNDROP 11号「神奈川県横浜市」賃料保証×再組成 | 神奈川 | 5.0% | 12ヶ月 | 2022年11月10日 | 運用中 |
FUNDROP 12号「東京都北区」賃料保証×再組成 | 東京 | 5.0% | 12ヶ月 | 2022年12月13日 | 運用中 |
(2023年3月調べ)
2023年3月時点で14件の案件が出ており、
- 8件が運用終了
- 6件が運用中
- 想定利回りの平均は6.6%となっています。
期待利回りの高い案件が多く、期間も12か月までと短期なので初めての方にも取り組みやすい不動産クラウドファンディングと言えます。
また、現時点では元本割れや償還金の遅延が無いのは投資家にとって安心材料になります。
居住用の投資物件が多い
ファンドロップで取り扱いが多い居住用の投資物件は、テナント物件よりも収益性が低いですが、景気に左右されにくく安定した収益を上げられる特徴があります。
居住用とは反対となるテナント物件は、収益性が高いのですが、景気に左右されやすく賃料の変動が大きいという点が挙げられます。
\現在、募集中のファンドを見てみる/
※収益性が安定しているから元本割れや配当遅延が起こらないという事はありませんのでご注意ください。
優先劣後構造を採用
ファンドロップでは優先劣後構造を採用しているので元本割れリスクの低減につながっています。
ファンドロップの劣後割合は、基本は20%~最大で60%までと高く設定されている案件が多いです。
ファンドロップで劣後割合を見る方法
案件名をクリック後、ファンド概要欄の中ほどに記載されています。
上記の案件では、劣後割合が60%となっており、7,800万円の損失まではファンドロップが負担することが分かります。
※劣後割合の高い案件の方が元本割れリスクが下がるので投資前には必ずご確認下さい。
募集は先着式のみ
募集は先着順のみ(2023年3月時点)なので、抽選式のように結果が出るまで待たなくて良いのはメリットです。
早い者勝ちですが、現状ファンドロップは他社の不動産クラウドファンディングほどクリック合戦になる事はありません。
ただし、募集開始時刻前にはパソコンやスマホを持って待機している必要はあります。
分配・償還金はファンドロップの専用口座で保管
ファンドロップの分配金や償還金は、銀行に直接振り込まれず、ファンドロップのお客様専用預り金口座(デポジット口座)に振り込まれます。
現在運用中のため画像では0円ですが、無事、損失が無く運用が終了した場合は数字が増えて新たなファンドに投資が出来ます。
デポジット口座があるので、銀行への入出金を行う必要が無く、余計な手数料がかからないのはメリットです。
1万円から投資できる
他企業の不動産クラウドファンディングは1口10万円~が多いですが、ファンドロップは1口1万円~投資が可能です。
少額投資が出来るメリットは、入ってきた分配金でさらに投資をして複利効果を狙えるのが大きな利点です。
FUNDROP(ファンドロップ)のデメリットやリスク
ファンドロップも投資である以上、リスクはもちろん利用時のデメリットもあるので一度ご確認下さい。
案件が少ない
ファンドロップは案件が出る頻度が少なく、平均して1.5か月~2か月に1件の割合です。
案件が頻繁に出る企業が良い訳ではありませんが、頻度が少ないと投資機会が減り無利息で口座にお金を眠らせておくだけになってしまいます。
入出金手数料がかかる
ファンドロップは入金時だけでなく出金時にも投資家負担で手数料がかかります。
入金時 | 投資家負担 (金額は各銀行による) |
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出金時 | 楽天銀行 | 52円 |
楽天銀行以外 | 3万未満で150円 3万以上で229円 |
仮に1万円だけの投資をした場合、銀行への入出金の際に、手数料だけで分配金が無くなってしまいます。
3か月以上ログイン無しは強制出金
ファンドロップ専用口座にお金が残っており、3か月以上ログインが無かった場合は登録してある銀行口座に強制的に出金されてしまいます。
強制出金されてしまうと次回の投資時にまた入金手数料かかるので、面倒でも月1程度は案件が出ていないかの確認ついでにログインをしておきましょう。
中途解約は原則できない
ファンドロップでは中途解約は原則できませんが、やむを得ない事由がある場合は解約をする事が出来ると公式サイトで記載されています。
詳細はこちら→クーリングオフ(契約解除について)
中途解約の場合はお問い合わせフォームから連絡が必要です。
また、クーリングオフの場合は上記リンクにある書類を印刷し、記名捺印の上、ファンドロップに送付する必要があります。
上場企業ではないので決算情報が分からない
ファンドロップは上場企業では無いので決算情報を公開する義務がありません。
決算情報が無いと会社の経営状態が黒字なのか赤字なのか分かりません。またウェブ上で調べても決算情報は一切出てきていません。
ちなみに、ファンドロップの運営会社はONE DROP INVESTMENT株式会社という企業です。
会社名 | ONE DROP INVESTMENT株式会社 |
設立日 | 2013年1月4日 |
資本金 | 1億円 |
会社住所 | 東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー37階 |
事業内容 |
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免許・許可番号 |
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主な事業内容としては、古いアパートやマンション(築30年以上前)を買取し、リノベーションした後に賃貸や売却を行っている企業のようです。
言うなれば、私たち投資家のお金で代わりに社会貢献してくれている企業と言っても過言ではありません。
元本保証なしや償還金遅延のリスクあり
ファンドロップは不動産投資のため、不動産の市場価格が下がったり家賃収入の減収によって元本割れや償還金が遅延するリスクは常にあります。
主なリスクとしては
- ファンドロップ自体の倒産リスク(元本はほぼ100%戻ってきません。)
- 建物が自然災害を受けた場合の元本棄損リスク(建物の修復費用等で元本割れの恐れあり)
- 経済状況の変動により空室リスクを抑えるため家賃保証額の減額(配当金の減額または配当無しのリスクがあります。)
ファンドロップの案件は匿名組合契約のため、元本割れや償還金遅延リスクはありますが、元本以上の負債が出ることはありません。(2023年3月時点)
以上、投資である以上必ずリスクは付き物なので、必ず余裕資金だけで投資するようにして下さい。
FUNDROP(ファンドロップ)のまとめ
ファンドロップは、築古物件の運用を行いインカム重視(家賃収入)のファンドが多いことが分かりました。
建物自体は古いですが、居住用物件なので収益性が低くとも安定した収益に期待が出来る点も分かりました。
さらに不動産クラウドファンディングを選ぶ際として最も重要な、元本割れや償還金・分配金の遅延が無いのは安心材料ですね。(2023年3月時点)
もちろん、これから先のリスクについては誰も分かりませんが、現状では申し込みのしやすさや少額投資が出来る点、分散投資の対象としてチェックだけはしておきましょう。
\想定利回り5%以上の案件が多い!/